AIO対策を始めたものの、数か月で更新が止まってしまった。担当の決め方に原因があることが多くあります。
本記事では「誰がやるか」に絞って、必要な役割の分け方を整理します。作業手順そのものは AIO内製化の社内運用5ステップで扱っています。
担当未定という停止要因
施策の中身が間違っているケースより、誰がやるのかが曖昧なまま始めたケースのほうが多く見られます。
「マーケティング担当が対応する」という決め方では、日々の広告運用や問い合わせ対応に押されて後回しになります。
工程ごとに担当を分けて、それぞれが何をどこまでやるかまで決めておくと、続きます。
必要な5つの役割
- テーマの決定: 何について書くかを決める役割。事業の方向性を知っている人が担います。ここを外部に任せると、記事は増えても問い合わせにつながりません。
- 執筆・下書き: 文章を作る役割。手順が決まっているため、ツールや外部に任せやすい工程です。
- 事実確認: 数値、固有名詞、サービス内容が正しいかを確認する役割。社内でしか判断できません。
- 技術的な実装: 構造化データの記述、内部リンクの整理、表示速度の確認。Web担当や制作会社が担います。
- 効果の確認: 検索での表示状況とAIの回答を月次で記録し、次に何をするかを決める役割。
外部委託の可否による工程の分類
- 外に出しやすい: 執筆・下書き、技術的な実装、数値の集計。
- 社内に残す: テーマの決定、事実確認、公開の承認。
事実確認を外部に任せると、自社の実態と違う内容が公開される事故が起きます。
社外の人には、自社の数字が正しいかどうかを判断できません。
兼務の場合の最小構成
専任を置ける会社ばかりではありません。
兼務で回す場合は、役割を2人に集約します。
- 決める人: テーマの決定、事実確認、公開の承認を担当します。経営層かマーケティング責任者が適任です。短時間の関与でも成立するよう設計できます。
- 回す人: 下書きの作成、実装、数値の記録を担当します。ツールを使えば作業時間を抑えられます。
この2人で、週1回の確認の場を持つだけでも運用は続きます。
会議の持ち方
毎週の会議は、次の3点だけを確認する形にすると短く終わります。
- 先週公開した記事と、その内容に問題がなかったか
- 今週書くテーマ
- 検索での表示状況とAIの回答に変化があったか
議論を広げず、決めることだけを扱ってください。
3点目の記録方法は AIO対策の効果測定に使う指標を参照してください。
制作会社に頼むときの整理
外部に依頼する場合も、テーマの決定と事実確認は社内に残してください。
依頼時に伝えるべきことは次のとおりです。
- 自社が使ってよい実績と、その条件
- 使ってはいけない表現や、断定できない内容
- 誰が公開を承認するのか
この3点を最初に渡しておくと、確認の往復が減ります。
依頼先の見極め方は BtoBのAI集客支援会社の選び方にまとめています。
「回す人」の作業を軽くするツールの位置づけ
ここまでの役割分担を前提にすると、ツールに任せるべき範囲がはっきりします。
「決める人」の仕事は減らせません。減らせるのは「回す人」の作業量です。
下書きの作成・構造化データの付与・数値の記録が1か所にまとまっていれば、兼務でも週の作業に収まります。
当社が開発・提供している AIO/SEO自動化ツール「AutoAIO」は、この「回す人」の作業を1つの画面にまとめられます。30日間の無料体験(クレジットカード登録不要)があります。
まとめ
AIO対策の社内体制は、人数ではなく役割の分け方で決まります。
- テーマ決定・執筆・事実確認・実装・効果確認の5つに分ける
- テーマ決定と事実確認は社内に残す
- 兼務なら「決める人」と「回す人」の2人に集約する
- 週1回、3点だけを確認する場を持つ
- 外部に依頼するときは、使ってよい実績と承認者を先に伝える
5つの役割それぞれに、今の担当者名を書き出してください。
名前が入らない欄が、止まる原因になっている箇所です。
よくある質問
Q1. 専任の担当者は必要ですか?
必須ではありません。
「決める人」と「回す人」の2人に役割を集約すれば、兼務でも運用できます。
Q2. 事実確認は外部に任せられませんか?
任せないでください。
自社の数値やサービス内容が正しいかどうかは、社外の人には判断できません。
Q3. 経営者はどこまで関わるべきですか?
テーマの決定と公開の承認に関わってください。
短い時間の関与でも、記事の方向がぶれにくくなります。
Q4. 制作会社にはどこまで任せられますか?
下書きの作成、構造化データの実装、数値の集計までは任せられます。
テーマの決定と事実確認、公開の承認は社内に残してください。
Q5. 体制を変えたら効果はいつ分かりますか?
体制の効果は、記事が予定どおり出続けているかで先に分かります。
検索やAIの回答での変化は、それより後に現れます。